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日産 H92W オッティ
それでは点検からスタート!
バッテリーの点検。
ややCCAの低下が見られますが、良好の範囲内です。
バッテリーについているインジケーターは「良好」
これは液量・比重で判定しているので、内部劣化していても反映されにくいです。
ハンドル操舵を軽くする「パワーステアリング」のポンプがやや滲んでいます。
オッティ・ekワゴンなどに搭載されているエンジンですが、ウィークポイントです。
清掃後の漏れはないので、経過観察となりました。
オイル交換などでご入庫いただいた際はその都度点検します。
フロント足回りの点検。
ブレーキパッドの残量も十分あります。
ドライブシャフトという動力をタイヤに伝えるシャフトが挿入されている部分にオイルの滲みがあります。
こちらも経過観察となりました。
4輪それぞれのブリーダプラグからブレーキフルードを抜き、新しいフルードと交換します。
ATF交換も実施しました。
ATのオイルクーラー(ラジエータ内)ホースがある車両は交換率の高い「圧送式交換」が可能です。
コンタミチェック(AT内異常摩耗点検)の結果は良好です。
異常が見られる場合は、交換を行いません。
使用するATFはアイシンの「AFW+」
ATを製造するアイシン製のATFです。
それでは交換開始。
オイルラインに流れている廃油を抜き取りながら
新油を補充。
交換終了後、アイドリングしながらクリーニングモード。
当社では30分程度実施しています。
もうちょっと交換すれば綺麗になりそうですが、ここで終了です。
車検時に無料実施している「コンピュータ診断」。
診断結果は当社でもデータ管理しております。
整備完了後、検査・納車準備などを実施し完了となります。
ご入庫ありがとうございました。
トルコン太郎による圧送式交換紹介→トルコン太郎(ATFチェンジャー)を導入しました。
取り扱いATFの紹介→ATFのご案内