いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はあまり紹介できていない一般整備です。
ATF交換でご入庫いただいたステップワゴン RF5
今回はお客さまのご要望で「ワコーズ セーフティスペック」での交換
取り扱いをしていなかったのですが、ワコーズの商品であればすぐ入荷できます。
このほか純正ATFでの交換もご用命いただければ都度発注いたします。
問診・試乗を行い、油量チェックとコンタミチェック
中古車でご購入時に交換されており、その後の距離数も少ないので汚れはほとんどない状態でした。
コンタミチェックの結果も良好です。
ATFが綺麗でも、コンタミチェックの結果がNGなことがあります。
トルコン太郎(ATFチェンジャー)をオイルラインに接続してエンジン始動。
交換前の状態でこの透明度。
セーフティスペックへの交換完了です。
完全に新油に近い状態となりました。
次はワイパーリンクがガタガタでワイパーアームが動いてしまい、停止位置が安定しないエルフ。
ワイパーのリンクを交換なのですが、インパネが邪魔なので脱着します。
乗用車よりは楽ですね。
どちらかというと、お仕事で使われているので荷物と電装品関係の配線の方に気を使います。
交換後、作動は良好となりました。
が、ウォータポンプからの水漏れがあったので追加整備。
交換完了です。
助手席側ドアアウターハンドルが折損してしまったムーヴ
新品への交換となりました。
アイドリングが1500rpmと高くなってしまったとのことで、そちらも一緒に点検。
ISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)の開度は15%程度で制御しており、アクティブテスト(スキャンツールによるISCV開度の指示値を変更するテスト)では5%で700rpm、50%で2500rpmくらいに変化しますが、アクティブテストを解除しても回転数が元に戻らないという変な挙動。
スロットルバルブについているISCVを取り外し、内部を洗浄(汚れ・かじりが酷いというわけではなし)して、EFIのヒューズを外して学習を初期化してみたりしましたが、アイドル回転数は1000rpmということで正常には戻りませんでした。
もともとドアハンドル交換でお待ちいただいている間
の点検でしたので、この日はここまで。
後日、詳しく点検させていただくことになりました。
津軽オートサービスHP→http://tsugaru-auto.co.jp/
トルコン太郎による圧送式交換紹介→トルコン太郎(ATFチェンジャー)を導入しました
取り扱いATFの紹介→ATFのご案内
新商品ATF・CVTF「ワコーズプレミアムスペック」→ATF・CVTF 新商品のご案内
【カテゴリー】ATF交換, 一般修理