コンピュータ診断・修理

コンピュータシステムの診断もお任せください!

近年、自動車の電子制御化が進んでおり、ほぼコンピュータ制御でクルマが動いていると言っても過言ではありません。
それに伴って、「スキャンツール(故障診断機)」を使用したコンピュータシステム診断の重要性が高まっています。

 

情報を可視化するスキャンツール

スキャンツール(外部故障診断機)とは、車両とコネクタで接続し、車両内のコンピュータと通信を行い、解析及び整備するために使用するツールで、言わばクルマの電子制御状態を「見えるようにする道具」です。

当社では、最高峰汎用スキャンツール「G-SCAN2」やスズキ純正診断機「SDT-2」を始めとしたPC連動型スキャンツールを複数保有し活用している、「コンピュータシステム診断 認定店」です。

 

得た情報を活かす診断能力

スキャンツールはどんなに高価で性能が良いものでも、故障箇所を完全に特定することはできません。

スキャンツールによって見えるようになった情報から整備士が最終的に故障箇所を特定する必要があります。

 

当社では、問診によりお客さまから得られる情報とスキャンツールから得られる情報によって、不具合系統を推定し、ファイネス※による整備要領書や配線図を活用し、スキャンツールによる「アクティブテスト」やサーキットテスター、オシロスコープなどを使用した適切な点検を実施して、故障原因を最後まで徹底して究明します。

※ファイネスとは(一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会 ウェブサイト)

愛車のデータを一元管理

車検ご入庫時に実施している「コンピュータ診断」などで愛車のエンジンECUデータを記録しています。
このエンジンECUデータには、「センサーから送られてくる数値」「コンピュータで演算した数値」「アクチュエータ(作動装置)への指示値」などがあります。
いわば、愛車の正常範囲の基準となる数値とも言えます。

このお車1台1台のデータが、お客さまにとっても、当社にとっても大きな財産となります。
このエンジンデータを積み重ねることにより、エンジンコンディションの変化を読み解くことができ、エンジン不具合や故障が発生したときもデータを比較することで、より早く・確実な故障診断が可能になります。

2021年現在でお客さまによっては4~5回分(8~9年分)のエンジンデータがあり、エンジン故障診断の大きな戦力となりつつあります。

 

故障診断・修理について

①お客さまへの問診にお時間をいただいています

当社では、故障を診断・修理する上で、問診が大切だと考えています。
良いお医者さんを見つけるときに、よく話しを聞いてくれるお医者さんがいいと言われていますが、これは問診によって正確な診断ができるからだと思います。
自動車の故障も同じように問診が正確な診断に不可欠です。
受付時の問診では、お時間をいただき、「いつ、どこで、だれが、なにを、どのように、どれくらい」に関わることを中心に質問させていただきますが、お客さまからも気が付いたことや気になることはどんどん話してください。

②故障診断・修理の原因究明を徹底しています

故障診断は自動車整備の中で最も高度な知識が必要なものの一つだと思います。
当社では次に生かす徹底した原因究明により、故障診断能力を日々、磨いています。
お客さまにとっては、故障診断にかかる時間が他のお店より長いと思われるかもしれませんが、故障原因をしっかり究明することはとても大事なことだと考えています。

③状況に応じた修理方法の提案をします

故障の修理方法は複数ある場合が多く、お客さまの考え・お車のコンディションなどによって、どの修理方法が良いのかは変化します。
当社では、考えられる選択肢をご提案し、お客さまと相談の上、修理方法を決めています。

 

コンピュータ初期診断 3,300円

※故障原因により追加診断料が発生します。
(コンピュータ本体不良や原因が通常考えにくい箇所の場合は、その他の箇所を点検していって、原因を絞り込むという流れになるため、原因特定に時間がかかり、追加費用が発生します。)

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