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ダイハツ ハイゼット S321V
H28 120,000km
古河市よりATF交換、エンジンオイル交換、エンジンリフレッシュなど各メンテナンス整備でご入庫いただきました。
配達で使用しているので、年間5万km以上走っています。
さらに、ストップアンドゴーやエンジンのON/OFFが多く、車への負荷はかなり大きいため、前に使用していた車はエンジンの圧縮抜けなどで代替となっています。
そのため、お客さまも今度は長持ちさせるぞ!とメンテナンスに力を入れているので、当社もそのお手伝いをしております!
今回は4万kmごとに実施しているメンテナンスとなります。
まずはATF交換から。
始めにコンタミチェック。
AT内の異常摩耗の有無をチェックすることで、ATF交換後のトラブルを防止できます。
同時に摩耗しているという現状を知ることが出来るので、走行不能などになる前に対策を立てることができます。
ATFを吸い上げて専用のフィルターに通しているところです。
約20mlほど採取します。
オイルクーラーラインにATFチェンジャー(トルコン太郎)を接続。
交換前のATFの状態です。
4万キロごとに交換しているので、これでもかなり綺麗な方ですね。
使用油種は「アイシンAFW+」で5リットル交換します。
交換後のATFの状態です。
綺麗に入れ替わってますね!
30分間アイドリングで循環させて、油量調整して完了です。
エンジンオイルも交換です。
抜取量は2.7Lとオイル消費はほぼありませんでした。
エンジンオイルは新車からプロステージS 0W-30を5,000kmごとに交換してましたから、良い状態を保ってますね。
KFエンジンはオイル消費などの問題が多いですが、オイル管理の良さとプロステージS 0W-30のLSPI対策(オイル燃焼によるデポジット抑制)の効果が出ているようです!
さらに、今後はワコーズのオイル添加剤「S-FV・S」を3%配合しているので、より一層エンジン保護性能が高くなっています。
ストップアンドゴー・エンジンON/OFFの連続で走行距離が伸びている分、一定速度で巡航して距離数が伸びているクルマより断然エンジンは厳しい環境にあります。
このハイゼットがどのくらい走るのか・・・楽しみです!
エンジンリフレッシュでオイル類と同じくらい重要な吸気系・燃焼室のカーボン・デポジット対策も行います。
霧状に噴射される洗浄液を吸気系から吸わせます。(エンジンがかかると燃焼室に向かって空気が入るので、吸い込まれます。)
4万キロごとに定期的に施工することで、カーボン・デポジットの堆積を防ぐことが大切です。
あとはエアクリーナエレメントの交換やタイヤの交換を行い、完了となります。
ご入庫ありがとうございました!
【カテゴリー】ATF交換, WAKO'S プロステージS, エンジンリフレッシュ・RECS