スズキ キャリイ DA16T
H31年 50,000㎞

古河市より車検にてご入庫いただきました。
点検


まずはエンジンルームから点検していきます。


バッテリーの点検。
診断結果はSOHが37%と低下気味で「要注意」です。
あと1年くらいを目安に交換が必要そうです。

ブレーキフルードのタンクは車内メーターの右側付近にあります。
オイル・フルード類の量は減り等はありません。

スパークプラグは片側イリジウムプラグとなっており、摩耗が進んできています。
今回の車検で交換おすすめとなります。

リフトアップして足回り・下回りを点検していきます。



フロント足回りの点検。
ブレーキパッドの残量は8.0㎜と十分残量が残っています。
他の部分も異常はみられません。



リヤ足回りの点検。
ライニングの残量は3.2m。
ブレーキ関係に異常はみられませんでした。


ただ、左リヤタイヤがパンクしており、タイヤの劣化もかなりあります。
今回はタイヤの交換が必要なレベルと判断しました。




下回りの点検。
下回りは大きな異常はありません。

エアクリーナエレメントは下から脱着なので、ここで点検です。
前回交換から2万㎞程度ですが、少し汚れが溜まりやすいようです。
今回は清掃して次の車検あたりの交換になりそうです。
点検が完了したら、整備プランを練って見積書を作成します。
見積連絡をして見積確定したら整備に取り掛かります!
整備


車検時推奨基本整備を実施して、ブレーキフルードの交換。
加圧式の機械を使用して交換しています。

スパークプラグの交換。
長寿命タイプのイリジウムMAXを使用しました。
細いスパークプラグなので、注意しながら取付する必要があります。

エコリフレッシュキットの添加。
今回はエンジンオイル交換がないので、冷却系(クーラントブースター )と燃料系(フューエル1)を添加しました。

エンジンリフレッシュの施工。
エンジンを回しながら霧状の洗浄剤を噴射して、吸気系統・燃焼室周辺を綺麗にします。
4万㎞ごとの施工をおすすめしています。

その他にリヤタイヤ2本交換やワイパーゴム交換、ヘッドライトリフレッシュを施工して整備完了です!
あとは完成検査やコンピュータ診断などを実施して車検完了となります。
ご入庫ありがとうございました!