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スズキ スイフト ZC11S
車検でご入庫いただきました。
【点検】
バッテリー点検
充電状態・寿命テスト・始動能力・充電能力の4項目を測定します。
半分くらい劣化が進んできている状態です。
スパークプラグはイリジウムプラグを使用しており、10万キロ定期交換部品となります。
インテークマニホールド付近やブローバイガス還元装置のホース付近にオイル滲みが見られます。
ブローバイガス量の増加(圧縮漏れ)によるオイルミストの混入が考えられます。
ブローバイガス量の増加は燃焼室内の汚れなどによるピストンリングの働きの低下などが主な原因となるので、エンジンリフレッシュなどの吸気系・燃焼室洗浄システムが効果的です。
http://tsugaru-auto.co.jp/repair_4_3.html
ブレーキ時ライニングと摩擦するドラムにも線傷が入っています。
足回りの点検
ブーツ類にひびが出始めています。
今後、整備が必要になる可能性が高いです。
【整備】
お見積りを作成し、お客さまへ連絡。
整備内容を確定し、作業します。
NGK イリジウムMAXにて交換しました。
当社では、NGKスパークプラグを使用しています。
エコリフレッシュパックの潤滑系添加剤も一緒に注入しました。
エンジンオイル性能のアップ、油路の洗浄効果があり、プチリフレッシュにオススメです。
ATF交換もご用命いただきました。
やや黒い部分があるので、点検結果は要注意です。
今後のATの性能維持には定期的な交換やオイルパン洗浄・オイルストレーナーの交換をおすすめします。
トルコン太郎を接続して準備完了です。
スイフトはオイルクーラーホースがあるので、圧送式交換が可能です。
ATFは「アイシンAFW+」です。
この後、オイルクーラー洗浄を実施し、オイル量を調整しました。
オイルクーラー洗浄時にATFを見ると透明度は戻っていますが、新油までとはいきません。
10万キロ走行車なので、1回交換ではこれが限度ですね。
整備完了後、完成検査を実施し、保安基準適合証・標章を発行
コンピュータ診断も実施し、全ての車検作業が完了です。
明日、朝のお引渡予定となります。
30分~60分などの早く終わる車検が多くなってきています。
車検に出す時間がない方などには大きなメリットがあると思います。
当社では、受付の段階で30分経過してしまう可能性が・・・
点検が完了した時点で、他のお店では車検完了!なんて事もありそうですね
ですが、お客さまとの対話と点検だけはしっかり時間をかけて実施させていただきます。
前回の車検の点検結果や以前の整備・点検を引き継いでの今回の車検の点検
今回の車検の点検結果を引き継いでの今後のオイル交換などの一般整備・次回の車検
これらの点検が可能ということだけでも、他にはない点検・整備になっていると思います。
他にもいろいろこだわりを持って作業を実施しています。
長くご愛顧いただいているお客さま、様々なサービスのご依頼をしてくださるお客さまが喜んでくださるサービスを充実させているので、ぜひご用命お待ちしております!
トルコン太郎による圧送式交換紹介→トルコン太郎(ATFチェンジャー)を導入しました。
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