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マツダ AZワゴン(ワゴンRのOEM車) MJ23S
H24 37,000km
古河市内から車検整備でご入庫いただきました。
【点検】
エンジンルームの点検からご紹介します。
エンジンはK6Aというスズキの1世代前のエンジンです。
K6Aといっても初期と比べてかなり成熟しており、色々改善されています。
アーガス バッテリーアナライザーでバッテリーの診断。
充電状態・劣化テスト・始動能力テスト・充電能力テストの4項目を診断します。
結果は良好です。
エンジンに取り込む空気を綺麗にするエアクリーナエレメントは汚れが見られ、交換時期です。
火花を発生させるスパークプラグはイリジウムプラグを使用していますが、このエンジンは「片側イリジウムプラグ」で、ノーマルプラグと同じ交換時期となります。
スロットルバルブの奥はカーボン等の汚れが見られます。
堆積する前の対処がエンジンを良い状態で維持する秘訣なので、そろそろエンジンリフレッシュの施工をおすすめします。
フロント足回りの点検。
劣化なども少なく、整備の必要性の高い箇所はありませんでした。
リヤ足回りの点検。
こちらも再使用不可なリヤハブロックナット以外は良い状態です。
下回りも問題ありませんでした。
点検完了後、お見積りを作成して整備内容をお客さまと決めていきます。
今回は希望のご予算内で、必要性の高い整備を優先した内容となりました。
【整備】
車検時におすすめしている基本整備のブレーキ装置の洗浄・グリスアップなどを実施をして
車検ごとの交換をおすすめしているブレーキフルードの交換をします。
スパークプラグは片側イリジウムから長寿命タイプのイリジウムプラグ「NGK イリジウムMAX」に交換しました。
車検ごとのプチリフレッシュとしておすすめしている「エコリフレッシュキット」も添加しました。
今回は、冷却系性能復活剤のみ入れさせていただき、燃料系は給油時の添加をお願いし、潤滑系は次回オイル交換時に添加します。
ATF交換前のコンタミチェック。
負圧でATFを吸い上げ、フィルターに通していきます。
スズキのATはレベルゲージからの循環式交換です。
使用ATFは「アイシン AFW+」
あとはワイパーゴムを交換して整備完了です。
車検時に無料で実施しているコンピュータ診断。
OEM車であれば、スズキ純正スキャンツール「SDT-2」で診断可能です。
故障コードの点検とエンジンデータの点検を実施しました。
整備完了後、完成検査を実施して車検整備完了です!
お引渡し時の点検・整備結果説明で今後の注意する箇所・整備をおすすめする箇所などのご説明をさせていただいております。
点検結果、整備の内容、今後の注意点やおすすめ整備など説明するのに、結構お時間を頂くことが多いです。(20~30分)
当社では、お客さまの安全・安心・快適なカーライフのための大切な時間と考えておりますので、何卒ご理解ください。時間が無い方は、あらかじめお伝えいただければ助かります。
【カテゴリー】ATF交換, エコリフレッシュキット, 車検・点検