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ダイハツ ムーブ L175S
H20 67,000km
古河市内から車検整備でご入庫いただきました。
エンジンはKF。初期型から現在までの間に様々な改良がされています。
アーガス バッテリーアナライザーでバッテリー診断。
点検結果は良好です。
エアクリーナエレメントの点検。
かなり汚れており、交換時期となっています。
スパークプラグの点検。
新車装着はノーマルプラグですが、摩耗が進むとエンジン不調が出やすいエンジンなので、以前にNGKイリジウムMAXへ交換済です。
長寿命&高性能タイプは価格がノーマルプラグの2~3倍の1,800円/本しますが、エンジンやイグニッションコイルの為におすすめしてます。
冷却水の量がLOW付近です。
KFエンジンはLOWよりも少なくなると、タンクには液があってもラジエータ側に補給できないので、常にFULL付近をキープした方が良いです。
入っているように見えても、タンクはカラッポ同然なので、オーバーヒートしちゃいます。
水温警告灯が時々点滅する(点いたり消えたり)なんてときは、冷却水量が減っていることが多いです。(ラジエータファンモータなどの不具合もあります)
補機ベルトはまだ使用可能ですね。
フロントブレーキ装置に大きな異常はありませんが、ブレーキパッドの残量が5.6mm。
使用状況にもよりますが、1~2年後には交換時期が来る可能性があります。
ロアアームブーツにひび割れが見られます。
こちらは今回車検での整備をしたほうが良い状態です。
ドライブシャフトのインナーブーツ付近がちょっとしっとりしてます。
ドライブシャフトブーツ内のグリスが少し滲んでいます。経過を見ながら状況に応じて整備ってところですね。
リヤブレーキ・足回り・タイヤには異常なし。
下回りも大きな異常はありませんでした。
点検が終わったら、整備の内容を決めていきます。
このムーヴに乗られているお客さまは、定期的に点検・メンテナンスでご入庫いただいているので、今までのお車の情報から事前に見積りを作成してご提案できる状態でした。
点検前と点検後でほぼ整備内容は一致しており、スムーズに整備内容を決めることが出来ました。
エンジンオイルの交換。
使用オイルは「プロステージS 0W-30」
オイル消費によるカーボン・デポジットの生成を抑えるという一歩進んだエンジンオイルです。
省燃費・高効率を追求するエンジンには負荷が掛かっており、オイル上がりによるオイル消費が正常でも起こりやすい状況にあると考えています。
オイルが燃料と一緒に燃焼するということが、前提としてあるならば、オイルが燃焼してもカーボン・デポジットが生成されにくいエンジンオイルは今後のスタンダードになると思います。
エアクリーナエレメントも交換。
エンジンリフレッシュの施工。
ブレーキフルードの交換。
ロアアームブーツも交換しました。
あとは発炎筒、エアコンフィルター、ワイパーゴムなどを交換しました。
整備完了後、完成検査・コンピュータ診断を行い、車検整備完了となります。
ご入庫ありがとうございました。
【カテゴリー】WAKO'S プロステージS, エコリフレッシュキット, エンジンリフレッシュ・RECS, 車検・点検