レヴォーグ 車検 エンジンリフレッシュ

いつもご覧いただきありがとうございます。

スバル レヴォーグ VM4
H27 20,000km

古河市より車検整備でご入庫いただきました。
今回は初回車検になります。


エンジンはFB16DIT(直噴ターボ)です。


バッテリーの点検。
アーガスバッテリーアナライザーで「充電状態」「寿命テスト」「始動能力テスト」「充電能力テスト」の4項目を診断します。


結果は良好ですね。

 


こちらはエアクリーナエレメント。
エンジンに取り込む空気を綺麗にするフィルターですね。
ここには落ち葉や虫など大きなものから砂埃などの小さなもの・・・色々なものが詰まっていきます。

今回は交換するほどの汚れではないので、清掃となります。

 


真ん中奥にあるのはインタークーラー。
スバル車のボンネットの郵便ポストはここに空気を当てる導入口になっています。
やはり水平対向はレイアウトが独特ですね。


ブレーキフルードの量は問題なし。
漏れていればもちろん減りますが、ブレーキパッドが減ると液面も下がってきます。


冷却水量はLOW付近と減少しています。
漏れはみられませんが、今回FULL位置まで補充させていただき、今後は減少具合を確認していきます。


その他のエンジン各部も点検。


リフトアップして足回り・下回りを点検していきます。


フロント足回りの点検。
ブレーキを点検していると問題発生。


キャリパーのピストンブーツが切れていました。
おそらく1年前の法定点検時のブレーキ点検でキャリパーを取り付けする際にパッドにブーツが噛みこんだものと思われます。
当社の不手際と判断し、キャリパーをオーバーホールしてブーツ・シール類を無料交換修理させていただきました。
今後は同じようなミスをしないよう対策したいと思います。お客さまにはご迷惑をおかけしました。


パッド残量は9.6mmと十分残っています。

 


リヤ足回りの点検。
特に異常は無く、パッド残量も7.1mmと良好でした。
電動パーキング車がどんどん増えてきていますね!

 


下回りも異常なしです!

 

点検後に整備の内容をリストアップして見積を作成します。
事前に車両コンディションやお客さまのご意向・ご用命がはっきりしていれば、ある程度見積しておくことは可能ですが、やはりお車を見てみないとわからない部分もあります!
整備項目が多くなると金額も高くなるので「イヤだな~」と感じるかもしれませんが、きちんと点検したという証明でもあります。
当社でリストアップした整備項目を実施するか否かはお客さまと決めていくので、その点もふまえてお話を聞いていただけたらと思います。(車検に通らない箇所の整備を除く)

 

整備はメンテナンス中心です。
まずは、車検時推奨整備を実施。
エンジン・ブレーキ関係の清掃やグリスアップ・調整、ブレーキフルード交換など地味ですが、こまめな整備が安心安全につながります。

 


冷却水性能復活剤「クーラントブースター」の添加。
劣化しやすい防錆剤や消泡剤を補充してクーラントの総合性能を復活させて、さらに熱の移送性が高まる添加剤を新配合しているので、オーバーヒート抑制効果も高めてくれます。

加えて燃料系洗浄剤「フューエルワン」の添加。
近年のエンジンに必須となっている吸気系・燃焼室周りのカーボン・デポジットを洗浄する添加剤です。
給油口から入れるだけですが、定期的な添加(1年以内ごと)で汚れの堆積を防ぎ、エンジンを良い状態で維持することができます!

 


同じく吸気系・燃焼室を洗浄する「エンジンリフレッシュ」も施工。
こちらはエンジンをかけながら吸気系から霧状の洗浄液を噴射するので、広範囲を一気に綺麗にすることができます。(4万km以内ごとの施工がおすすめで直噴エンジンは早めの施工推奨)

水平対向の各気筒を満遍なく洗浄するために試行錯誤しましたが、今後はRECSで対応する可能性もあります。

 


あとはエアコンフィルターの交換、ワイパーゴムの交換などを実施しました。

 

整備完了後、完成検査やコンピュータ診断などを実施して車検完了となります!

加えて、完成検査のリコールも実施となります。(お客さまには5万円キャッシュバックです)
ご入庫ありがとうございました。

   【カテゴリー】エンジンリフレッシュ・RECS, 車検・点検
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