ムーヴ 車検

いつもご覧いただきありがとうございます。

ダイハツ ムーヴ L900S
H13 80,000km

古河市より車検整備でご入庫頂きました。

それでは点検からご紹介します。


エンジンはEF-VE(ツインカム)です。


アーガス バッテリーアナライザーでバッテリーの点検。

「充電状態」「寿命テスト」「始動能力テスト」「充電システムテスト」の4項目を診断します。
結果は良好です。(最近、交換させていただいたので当然ですが)


油脂類の点検。
左がパワーステアリングフルードのタンクで右がブレーキフルードのタンク。
量的には問題ありません。


冷却水(ロングライフクーラント)も70%程と問題なし。


エアクリーナエレメントは汚れが目立ってきています。
1~2万kmで交換時期といったところでしょうか。


スパークプラグも磨耗が進んできている状況。
エアクリーナエレメントと同じ時期に交換となりそうです。


エアダクトにオイル滲みがあります。
これはブローバイガスと一緒に再循環されるエンジンオイルが吸気系に溜まってきている状態です。
汚れやカーボン・デポジットが吸気系や燃焼室に堆積すると燃焼状態が悪化するので、洗浄する必要があります。

 


リフトアップして足回り、下回りを点検します。


フロントブレーキ関係の点検。
パッドの残量は6.3mmとまだ使用可能となっております。
10万kmを目安にキャリパのオーバーホールやディスクローターの研磨をおすすめします。


リヤブレーキ関係の点検。
ブレーキライニングの残量は2.3mmと使用可能ですが

左のホイールシリンダーから液漏れがありました。
前回の車検(他社様で実施)でカップキットの交換を実施されているので、シリンダーに損傷(錆・腐食など)があるかオーバーホール時の組み付けがうまく出来ていなかったか、ということになります。


ドライブシャフトアウターブーツの切れ。
ここも6年前の車検時にリビルトドライブシャフトに交換していますが、切れていました。
ブーツの厚さが心もとない印象があります。純正品と異なり蛇腹の山部分が切れていますね。(純正品は谷がひび割れて切れる)
リビルト品も様々なメーカーさんが出しているので、どのメーカーさんの商品を選択するかも非常に重要ということですね。
後述しますが、ドライブシャフトに関してはリビルト品自体、使用してよいかをしっかり考えないといけないなと近年は感じております。


ロアアームブーツがめくれ上がっていました。
交換履歴があり、ブーツ自体の損傷やグリスが出ている等はないので、修正させていただきました。


下回り各部点検を実施。
L900Sのムーヴも台数が減ってきていますが、このお車はエンジンのオイル漏れなどもなく、非常に良い状態と言えます。

お客様のご用命と点検結果から整備内容をリストアップして見積りを作成。
お客様にご説明させていただき、整備内容を確定させ、整備に入ります。

 


左フロントドライブシャフトアウターブーツの交換。
当社ではジョイントを分解せずに交換できる分割式のブーツを使用しております。
このブーツは交換が容易なので技術料が抑えられ、樹脂製で耐久性がとても良く、長持ちします。
接合部分が外れないように一手間加えてます。

ここでトラブル発生。
ブーツを固定するバンドの大きい方が、ジョイントの外径が少し合わずに取り付け出来ない状態でした。
汎用のバンドで対処しましたが、リビルトドライブシャフトではこういうことやブーツのサイズが全く違うことが結構あります。
つまり、ブーツが左右切れていたり、ジョイントが損傷しているときはリビルト品が重宝されますが、そのリビルト品のブーツが切れてしまうと今回のようなトラブルが出てしまいます。

 

ブレーキ関係の清掃、調整、グリスアップを実施して

左リヤホイールシリンダーの交換。
今回はホイールシリンダーASSYでの交換をいたしました。


ブレーキフルードの交換。


綺麗になりましたね。


クーラントブースターとフューエルワンの添加。
エンジンを長くいい状態に維持するための必需品です!


フロントワイパーブレードの交換。
ブレードのリンク部分は徐々にガタが大きくなると、ゴムを新しくしても、はけが良くなりません。
リヤはゴムのみの交換です。

この他にスタッドレスタイヤへの付替(点検や車検時は無料です)、発炎筒の交換を実施して整備完了です。

 

完成検査も問題なく、コンピュータ診断を実施して車検完成です。

ご入庫ありがとうございました!

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