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ホンダ N-BOX JF1
H29 32,000km
栃木県より車検整備でご入庫いただきました。
それでは点検していきます！
エンジンはS07A、ターボ車になっています。
ホンダのターボ車はエンジンオイルが5,000km交換指定となっており、メーターにメンテナンス表示機能(スパナマーク)もついています。
NA(自然吸気)は10,000kmで、メンテナンスのお知らせ機能もありませんので、ターボ車のエンジンオイルに対する特異性がうかがえます。
特に軽自動車のターボはブローバイガスによる吸気系へのオイルミスト混入の問題もあり、気をつけてオイルメンテナンスしないと、エンジンコンディションはどんどん悪化していきます。
ターボ車にお乗りの方は、エンジンオイルのメンテナンスには十分ご留意ください！
アーガスバッテリーアナライザーでバッテリー診断。
結果は「良好」でした。
アイドリングストップ車用のバッテリーは高性能。
アイドリングストップがなければ長く使えるのですが…
エアクリーナエレメントは走行距離相応の汚れ具合でしょうか。
1年ごとの定期点検もしっかり実施していただいているので、1年後で大丈夫そうです。
その他エンジンルーム点検。
分かりにくいですが、タイミングチェーンカバーに滲みがあります。
滲み程度なので、車検の合否にはかかわってきませんが、5年10万㎞の新車保証があるので保証期間内に修理したいですね。
(後日、別件でディーラーにて保証修理をお願いした際に、タイミングチェーンカバー滲みも保証修理となりました。)
リフトアップして足回り・下回りを点検していきます。
フロント足回りの点検。
ブレーキパッドの残量は6.6mmと問題なし。
ブレーキ装置も各部良好で、足回りも異常なし。
リヤ足回りの点検。
ブレーキライニングの残量は3.7mm。
各部異常なしです。
下回りも異常ありませんでした。
点検が完了したら、お客さまに合った整備プランを考えて見積書を作成します。
今回は受付時にご提案した内容がメインのため、すんなり整備内容が確定しました。
整備内容が確定したら、整備を進めていきます。
ブレーキ装置の洗浄・調整・グリスアップ等、推奨基本整備。
ブレーキフルードの交換。
↓
綺麗になりました。
エンジンオイル交換は時期が先なので、今回は『燃料系洗浄剤フューエルワン』と『冷却水性能復活剤クーラントブースター』を添加しました。(各1,600円)
2年ごとのちょっとした添加が10年後に効いてきます！
エアコンフィルターの交換。
(なぜかフィルターの写真を撮っていませんでした。)
車検時限定で実施しているオゾン脱臭機による消臭も実施しました。(500円)
あとはワイパーゴム交換を実施して整備完了となります。
完成検査やコンピュータ診断を実施して車検完了です！
ご入庫ありがとうございました。
【カテゴリー】車検・点検