ホンダ N-BOX JF1
H24 90,000km
古河市より車検整備でご入庫いただきました。
それでは点検からご紹介します。
今回の車検で11年経過、5回目の車検となります。
バッテリーの点検。
ケーブルを交換してアーガスバッテリーアナライザーは快調!
いつも通り4項目診断を実施します。
診断の結果は良好です。
エアクリーナエレメントはやや汚れが溜まってきています。
前々回の車検時に交換しているので、次の車検くらいが交換時期ですね。
ブレーキフルード、冷却水量とも良好です。
エンジンオイルは他社様で交換しておりますが、綺麗な状態でした。
スパークプラグは10万㎞で交換時期となります。
リフトアップして足回り、下回りを点検していきます。
フロント足回りの点検。
ブレーキパッド残量は6.7mmと良好です。
その他の部分も大きな異常はありませんでした。
リヤ足回りの点検。
ブレーキライニング残量は3.5mmと問題なし。
液漏れや固着などもなく、異常はありません。
タイヤの残量は前側4.5mm 後側5.2mm。
75,000km時に交換していますが、前側は減りが早いですね。
空気圧が150KPaと低くなっています。
N-BOXは前軸560kgと軽自動車ではかなり重い部類になります。(同じタイヤサイズのアルトは420kg程度)
車重が重いとタイヤは潰れます。
空気圧が低くなるとタイヤはさらに潰れて接地面の両肩がどんどん摩耗していきます。
タイヤの空気圧を定期的に点検・調整するだけで、タイヤの寿命は大きく変わるので実施をおすすめします。
(ただ、ご自身で全て管理するのは大変ですので、当社はエンジンオイル交換時には空気圧チェックやライト点灯点検を実施しています。)
下回りの点検。
車検の合否には影響はありませんが、ロアアームブーツにひび割れがみられます。
点検が完了したら、見積書を作成してお客さまに確認をします。
次回車検は取らないとのことなので、基本的な整備がメインとなります。
車検合格に必要な整備や定期交換部品も少ないので、今回の車検は比較的費用が掛からない状況ですね。
ただ、次回の車検時にはスパークプラグやエアクリーナエレメント、ロアアームブーツ等々整備が必要となる箇所が多くなりそうなので、今後のカーライフのご判断の一助となるようにしっかりと点検結果をお伝えしました。
整備内容が確定したら整備を進めていきます。
車検時推奨基本整備のブレーキメンテナンスとフルード交換を実施します。
フルード交換は圧送式にて交換しています。
エアコンフィルターの交換。
前回交換から1万㎞ちょっとですが、結構汚れていますね。
内気循環でエアコンの送風するだけで空気清浄機と同じ効果がありますので、花粉が辛いこの時期は、しっかりフィルターを交換して乗り切りましょう!
その他にフューエル1(燃料系洗浄剤)とクーラントブースター(冷却水性能復活剤)の添加、ワイパーゴムの交換、ヘッドライトリフレッシュ施工を実施しました。
その後、完成検査やコンピュータ診断などを実施して車検完了です!
ご入庫ありがとうございました!
【カテゴリー】車検・点検