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ホンダ ストリーム RN6
H21 120,000km
栃木県小山市より車検整備でご入庫いただきました。
今回は写真枚数が少なくなってしまったので、点検・整備を合わせてご紹介します!
まずは車検時推奨基本整備の実施。
エンジン関係・ブレーキ関係の清掃・調整・グリスアップをします。
ブレーキフルードの交換。
2年ごとの定期交換が推奨されております。
ATF交換
AT内部のクラッチ異常摩耗を点検する「コンタミチェック」
オイルクーラーラインにATFチェンジャーを接続して交換準備に入ります。
交換前の状態(右側)は新油よりは黒いですが、これでもかなり綺麗な方です。
それでは交換開始。
7リットル交換していきます。(使用油種はAFW+)
交換後、30分間アイドリングでATFを循環させます。
ATFの状態はほぼ新油に近い状態になってますね。
補機ベルトの交換。
ひび割れはありませんが、ベルト山が摩耗しています。
近年のベルトは素材が変わり、ひび割れしにくいので劣化判断は「摩耗」が重要になります。
タイロッドエンドブーツの交換。
ステアリング装置のタイヤ側のジョイントを保護しているブーツが切れていました。
この箇所は前々回(4年前)の車検時に当社で交換させていただいているので、無料再修理させていただきました。
左ナンバー灯が不灯のため、バルブを交換。
カバーをスライドさせて外すのですが、爪が割れてしまったため、カバーを無料交換させていただきました。
エンジンリフレッシュの施工。
吸気側(スロットルバルブ手前)から洗浄液を霧化噴射して、吸気系・燃焼室のカーボン・スラッジを洗浄します。
カーボン・スラッジは堆積させないように定期的に洗浄しましょう!
燃料系洗浄剤「フューエル1」と冷却水性能復活剤「クーラントブースター」も添加しました。
2年ごとの定期添加で10年後のエンジンコンディションを良好に保ってくれますよ!
あとは数年前から懸念事項だったオイル滲み。
以前からエンジンとミッションの継ぎ目付近に滲みがあるのですが、進行はとても遅いようです。
リヤクランクシャフトオイルシールなどからの滲みの可能性が高いですが、今回は様子をみていただきます。
点検・整備が完了したら完成検査やコンピュータ診断を行い、車検終了となります。
ご入庫ありがとうございました!
【カテゴリー】ATF交換, エンジンリフレッシュ・RECS, 車検・点検