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日産 ティーダ C11
H22 110,000km
八千代町から車検整備でご入庫いただきました。
【点検】
エンジンはHR15。
エアダクトのクリップが外れてますね・・・これはクリップを取付します。
このエンジンはそうでもないですが、このエアダクトクリップが無くなっていたり、固定する力が弱まっていると運転席からでも聞こえる異音になることがあります。
エンジンオイル量は80%ほど。
前回、当社で8,000km前に交換したので、オイルの減りはあまり無い様子。
エアクリーナエレメントはかなり汚れています。
今回、交換おすすめとなります。
その他、エンジン周りをしっかり点検。
スパークプラグが10万キロで定期交換となります。
当社での整備暦のあまりないお車ですので、記録簿からの推察になりますが、CVTフルードやエンジンリフレッシュも実施おすすめとなります。
足回りに大きな異常はありませんでした。
リヤブレーキライニングの残量は2.4mm。
こちらもまだ使用可能です。
液漏れなどもありませんでしたが、ブレーキドラム内には摩耗粉が溜まっていました。
摩耗粉はライニングやドラムの偏摩耗に繋がるため、定期的に清掃した方が、長くよい状態を保てます。
点検結果とお客さまのご用命・ご要望から整備プランを考えて見積を作成。
お客さまとご相談させていただきながら整備内容を決めていきます。
整備内容が決まったら、整備開始です!
まずは車検時推奨基本整備を実施して、ブレーキフルードの交換。(2年ごと交換推奨)
4輪のブリーダプラグから液を排出して新しいブレーキフルードと交換していきます。
使用油種は「日産SNスペシャル 5w-30」。
エコリフレッシュキットもご検討いただきましたが、今回は見送りとなりました。
CVTフルードの交換。
コンタミチェックで内部のクラッチ摩耗状況を診断します。
CVTの場合は金属粉が多く出て、クラッチの摩耗判定が困難な場合もあります。
オイルクーラーラインにATFチェンジャーを接続して、準備完了。
エンジンを始動すると真ん中に交換前のCVTフルードが流れて、汚れ具合が確認できます。
それでは、8リットル圧送式交換していきます。
油量確認を実施して
劣化度は8113。
10万kmを超えても、交換目安の210,000には程遠いですね。
210,000に達するシビアコンディションとはどんな状況なのか興味があります!
エアコンフィルターの交換。
日産のエアコンフィルターは無理に押し込む感じがあるので、少し苦手です。
以上で整備は終了。
完成検査やコンピュータ診断などを実施して、車検完了となります!
スパークプラグの交換やエンジンリフレッシュなどの実施をおすすめいたしますので、ご検討ください。
ご入庫ありがとうございました!
【カテゴリー】ATF交換, 車検・点検