いつもご覧いただきありがとうございます。
スズキ MRワゴン MF21S
エンジンチェックランプが点灯し、アイドリングが不調になるときがあるという事で、ご入庫いただきました。
問診で、
・付いたり消えたりする
・付いてるときはアイドリングが不安定
・付いた時にスズキのディーラーに行ってみてもらったら、カムポジションセンサーの異常があり、1つ駄目になるともう一つも駄目になるので、2つ交換が必要。工賃を入れると3万円以上する?
・以前、センサーを一つ交換したことがある
以上の内容を確認しました。
お預かりして、症状を確認。
エンジンかけ始めの冷機時は警告灯は消灯していましたが、暖機中にエンジン回転を上げるとチェックランプが点灯します。暖機後はほぼ点灯状態となりました。
スキャンツールを接続して、故障コードを確認。
警告灯は付いたり消えたりしていましたが、点灯時に「P0340カムポジションセンサNo.2」現在故障が入力します。
このセンサーはエンジンの回転状態を検出するセンサーです。
この年代のエンジンはカムポジションセンサが2つあり、同じ物を使用しています。
ですので、No.1とNo.2を入れ替えて、故障コードに変化があるか確認します。
2つを取り外して
入替後、エンジンチェックランプが点灯したときの故障コードを確認します。
結果は・・・
No.1異常と出ました。
センサー以外入れ替わりがないので、カムポジションセンサー本体の不良と判断できます。
入替後もNo.2異常が検出される場合は、センサー以外の不具合が考えられるので、さらに点検が必要です。
お見積を作成し、お客さまへ連絡。
センサー交換を了承いただいたので、部品を手配し、交換。
交換後は、症状が改善されているか確認し、異常がなければ完了です。
津軽オートサービスHP→http://tsugaru-auto.co.jp/
トルコン太郎による圧送式交換紹介→トルコン太郎(ATFチェンジャー)を導入しました
取り扱いATFの紹介→ATFのご案内
新商品ATF・CVTF「ワコーズプレミアムスペック」→ATF・CVTF 新商品のご案内