MRワゴン エンジンチェックランプ点灯

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スズキ MRワゴン MF21S

DSC03684_R
 エンジンチェックランプが点灯し、アイドリングが不調になるときがあるという事で、ご入庫いただきました。

問診で、
・付いたり消えたりする
・付いてるときはアイドリングが不安定
・付いた時にスズキのディーラーに行ってみてもらったら、カムポジションセンサーの異常があり、1つ駄目になるともう一つも駄目になるので、2つ交換が必要。工賃を入れると3万円以上する?
・以前、センサーを一つ交換したことがある
以上の内容を確認しました。

お預かりして、症状を確認。
エンジンかけ始めの冷機時は警告灯は消灯していましたが、暖機中にエンジン回転を上げるとチェックランプが点灯します。暖機後はほぼ点灯状態となりました。 

スキャンツールを接続して、故障コードを確認。

scan1

警告灯は付いたり消えたりしていましたが、点灯時に「P0340カムポジションセンサNo.2」現在故障が入力します。
このセンサーはエンジンの回転状態を検出するセンサーです。

DSC03685_R
カムポジションセンサNo.2はこのあたりにあります。

この年代のエンジンはカムポジションセンサが2つあり、同じ物を使用しています。
ですので、No.1とNo.2を入れ替えて、故障コードに変化があるか確認します。

DSC03687_R
 No.1はこのあたりにあります。

2つを取り外して

DSC03689_R
 
入れ替えます。

入替後、エンジンチェックランプが点灯したときの故障コードを確認します。

結果は・・・
scan2
 No.1異常と出ました。
センサー以外入れ替わりがないので、カムポジションセンサー本体の不良と判断できます。

入替後もNo.2異常が検出される場合は、センサー以外の不具合が考えられるので、さらに点検が必要です。

お見積を作成し、お客さまへ連絡。
センサー交換を了承いただいたので、部品を手配し、交換。

交換後は、症状が改善されているか確認し、異常がなければ完了です。

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   【カテゴリー】一般修理
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