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4月中盤ご入庫いただいたお車のご紹介です。
ロアアームブーツにひびが少し見られました。
1年後の車検で状態を見て、交換をおすすめします。
エンジンマウントのへたりでエンジン振動が大きくなっていました。
点検すると、振動を吸収する部分のクリアランスがなくなり、ダイレクトにエンジン振動が車体に伝わる状態でした。
こちらの車両は、保証延長の対象のため、登録から9年(走行距離問わず)エンジン側のマウントに異常がある場合、保証修理が受けられます。
ダイハツに部品を手配となるため、入荷後整備を実施します。
冷却水の点検
最近の車両は長寿命ロングライフクーラントとなっています。
リヤブレーキドラム内には、摩耗粉が溜まっています。
この粉が多いと、ブレーキライニング・ドラムに線傷が入ってきます。
お客さまがお車のメンテナンスを積極的に実施しているので、整備はブレーキフルード交換と液ものの補充くらいでした。
車検時に必ず実施しなければならない整備というのは、実施しないと車検に合格できない箇所だけなので、意外と少ないんです。
車検には、「検査」という決められた基準を満たしているかのテスト・試験的な側面と、2年に1度の車検時期に「点検」「メンテナンス」を定期的に行うことで、愛車のコンディションを良好に維持するという側面があります。
車検時の請求書などに整備項目が記載されているので、車検代の総額と一緒にチェックしてみるのも良いかと思います。