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トヨタ パッソ KGC10
車検でご入庫いただきました。
【点検】
エンジンルーム点検
バッテリー点検
当社のバッテリーテスターは4項目(充電状態・劣化テスト・始動テスト・充電テスト)の診断が可能です。
エアクリーナエレメントの点検
走行距離に比べて汚れが多いので、交換サイクルは早めになりそうです。
足回りの点検
タイヤの溝がなく、スリップサインが出ているため、車検合格の為に交換が必要です。
ブレーキパッドは4.5mmと交換をおすすめする段階に入っています。
ロアアームブーツのひび割れも大きくなり、次の車検までは心配な状態です。
リヤブレーキの点検
磨耗粉がやや多いです。
下回りの点検
大きな不具合箇所などは見当たりませんでした。
点検結果から見積りを作成。
9年で56,000kmと年数的には、整備箇所も増えてくる頃なのと、エンジン振動が大きくなっているのでリフレッシュ整備も見積もりに入れさせていただきました。
整備箇所と内容が多くなったので、お見積りをご自宅に持って行き、説明させていただこうと電話したところ、お任せするとご返答いただいたので、お見積通りの整備を実施することになりました。
【整備】
ブレーキフルードの交換
エンジンオイル交換
ワコーズ「プレステージS 0W-30」を入れました。
優れた潤滑性能と洗浄性能で、エンジンを長く良い状態に保てます。
エンジン性能(省燃費性など)を最大限引き出すオイルとエンジンを長く良い状態に保つオイル、どちらを入れたいと思いますか?
その答えによってエンジンオイルを選択していただければ良いのかなと思います。
エコリフレッシュパックの潤滑系添加剤も注入しました。
冷却系添加剤・燃料系添加剤も注入しました。
エンジンリフレッシュ(吸気系・燃焼室洗浄システム)の施工。
3気筒エンジンで振動が大きいので、これで改善してくれれば良いのですが・・・。
ブレーキパッドの交換
ロアアームブーツの交換
マカロンみたい？な状態でした。
あとはATF交換です。
コンタミチェックでAT内の異常摩耗などがないか点検。
結果は良好です。
ATF交換可能となります。
トルコン太郎をクーラーラインに接続し、圧送式交換の準備です。
使用ATFはニューテック「ZZ-52」です。
エステル系の化学合成油も使用していながら、価格が抑えられており、コスパの良いおすすめATFです。
エンジンを始動すると、AT内のフルードがクリーナーモニターに出てきます。
廃油を回収中
交換完了後のATFの状態です。
綺麗になりましたね。
ATも良い状態が保てるように、定期交換をおすすめします。
整備が完了したら、完成検査を実施し、保安基準適合証・標章を発行し完成となります。
もちろん、車検時の「コンピュータ診断」も実施しています。
トルコン太郎による圧送式交換紹介→トルコン太郎(ATFチェンジャー)を導入しました
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