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日産 ノート E11
H18 50,000km
【点検】
エンジンはHR15です。
バッテリーの点検。
アーガス バッテリーアナライザーで4項目診断を実施します。
寿命テスト結果が26%となっております。
バッテリー自体の性能(CCA値)が元々高いバッテリーですが、劣化は否めない状況です。
エンジンオイルの点検。
レベルゲージの20%ほどになってますね。
前回、当社で交換してから7,000km走行しているので、交換をご用命いただいております。
冷却水量は80%ほど。(わかるように写真撮るのが難しい・・・)
左前タイヤのエアバルブに傷を発見。(ローテーション後、左後に装着しました)
エア漏れはないので大丈夫ですが、注意が必要です。
フロント足回りの点検。
ブレーキパッドの残量が4.4mmと半分以上摩耗しています。
1万キロ走ったら交換といったところですね。
リヤ足回りの点検。
リヤブレーキライニングの残量は2.8mmと良好。
Fロアアームブーツにひび割れが見られます。
次の車検あたりで交換した方が良さそうです。
7,000km前に滲んでいたタイミングチェーンカバーとシリンダヘッドの継ぎ目。
清掃した後は良好ですので、引き続き経過を点検していきます。
点検が完了したら、整備プランを考えてお見積を作成。
お客さまとご相談しながら整備内容を決定していきます。
【整備】
フロントブレーキパッドの交換。
車検時推奨基本整備も実施して
廃油量は2.1L。
前回のオイル交換では2.5L入れたので、7,000kmで0.4Lのオイル消費となります。
それほど大きな消費ではないので、今後も計測して経過を点検していきましょう。
使用オイルはワコーズ「プロステージS 0W-30(S-FV・S3%)」
エコリフレッシュキットもご用命いただいたので、S-FV・Sは96ml(3%)+135ml=約231ml入れました。
燃料系洗浄剤「フューエルワン」と冷却水性能復活剤「クーラントブースター」も添加しました。
補機ベルトの交換。
張力は「バンドー テンションマスター」で計測して、しっかり調整。
次はCVTフルードの交換。
まずはコンタミチェック(内部クラッチ摩耗点検)。
ATFチェンジャーをオイルクーラーラインに接続して準備完了。
交換・30分簡易クリーニング後のCVTフルードの状態です。
油量調整とスキャンツールでCVT劣化度を初期化して作業完了です。
完成検査やコンピュータ診断を実施して車検完了となります。
ご入庫ありがとうございました。
【カテゴリー】ATF交換, WAKO'S プロステージS, エコリフレッシュキット, 車検・点検