タント 車検

ダイハツ タント LA650S
R3 20,000㎞

古河市より車検整備でご入庫いただきました。

今回が初回車検となります。

 

 

【点検】

エンジンルームの点検。

エンジンはKFエンジンのターボになります。

 


バッテリーの点検。

4項目診断を実施し、すべて良好です。

 

エアクリーナーエレメントがやや汚れていたり、冷却水の量がやや低下しておりますが、大きな異常はありません。

エンジンオイルは交換時期なので、交換おすすめですね。

 

 

リフトアップして足回り、下回りを点検していきます。

 

フロント足回りの点検。

ブレーキパッドの残量は7.6mmと良好です。

 

ダイハツのフロントブレーキはベンチレーテッドディスクになってから、ディスクローターの摩耗が顕著に出ていましたが、LA650Sタントはそれほど摩耗しないようになっていそうですね。

 

リヤ足回りの点検。

ブレーキライニングの残量は3.6mmで良好です。
その他の部分も異常はありませんでした。

 

下回りの点検。

 

各部異常はありませんでした。

 

 

点検が完了したら、見積もりを作成します。
今回は基本的な部分の整備がメインとなります。

 

【整備】

推奨基本整備を実施して、ブレーキフルード交換を実施します。

4輪の各ブレーキについているブリーダープラグからフルードを排出して交換していきます。

 

 

エンジンオイル、オイルエレメントの交換。

廃油量は2.9Lなので、大きな増減はありませんでした。

使用するオイルはワコーズの「プロステージS 0W-30」
当社ではオイル性能向上剤「S-FV・S」を2%添加しており、車検時「エコリフレッシュキット(添加剤3本セット)」実施のお客さまは、さらに135ml追加添加しています。

エンジンオイルについては色々な情報がありますが、当社では低粘度オイル(0W-8、0W-16)を取り扱う予定はなく、API規格 ・ILSAC規格も必須とは考えておりません。
規格の中に重要な項目もありますが、すべてを満たすためにはそれぞれの性能をトレードオフしなければならないので、規格の有無ではなく、重視する項目の性能で判断しています。

 

燃料系(フューエル1)、冷却系(クーラントブースター)も添加しました。

 

そのほか、ワイパーゴム交換やエアコンフィルター交換をして整備完了です。

 

完成検査・コンピュータ診断を実施して車検終了となります!

ご入庫ありがとうございました!

   【カテゴリー】車検・点検
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