タント 車検 タイミングベルト交換 ATF交換 古河市

いつもご覧いただきありがとうございます。

ダイハツ タント L350S
H19 98,000km

古河市より車検整備でご入庫いただきました。

それでは点検からご紹介します。


エンジンはEF-VEなので、タイミングベルト装着車。
今回はタイミングベルトが交換時期となっています。

年間走行距離は1万キロを6年ほど前から綺麗に積算しているので、「オイル交換は半年ごと」とか「エアクリーナエレメントは次の車検で」などメンテナンスの見通しを立てやすいです。
生活環境の変化などでクルマの使い方が変わったときは、1ヶ月に何km走るのかを再確認すると、メンテナンスの予定が立てやすいですよ!

 


バッテリーの点検。
充電状態・劣化テスト・始動能力テスト・充電能力テストの4項目を診断します。


結果は良好です。

 


エアクリーナエレメントは汚れており、異物がたまっているので、交換時期です。


スパークプラグも摩耗が進んでいるので、交換推奨です。
常用回転数の高い軽自動車はスパークプラグの摩耗が早いので、早め早めの交換が良いですよ。

 


スロットルボディ内はエンジンオイルを含んだブローバイガスで汚れてます。
本来は空気だけが通る場所なのですが、環境対策としてブローバイガス(圧縮抜けした未燃焼ガス)や排気ガスが吸気管に送られるので、汚れが溜まりやすい箇所になっています。
加えて自浄できない箇所でもあるので、意識して綺麗にしなければ汚れがどんどん溜まってエンジンに悪影響を与えます。

 


冷却水量はオッケーですね。

 

エンジンオイルはレベルゲージにつかないくらい量が減っていました。(写真忘れ)

 

リフトアップして足回り・下回りの点検。


フロントサスペンション装置・ブレーキ装置各部を点検。
ブレーキパッドの残量は7.7mmでまだ十分残量がありますね。

 


リヤはブレーキライニングの残量が1.5mmと摩耗が進んでいます。
加えてブレーキダストが内部に溜まり、ドラムに線傷があります。
【ブレーキダストが溜まる→ドラムに傷が入る→ライニングが摩耗しやすくなる→ブレーキダストがさらに溜まる】
悪循環に入っているので、今回はきちんと整備したほうが良いですね。

タイヤはひび割れが少し見られますが、溝はまだまだ大丈夫ですね。

 


下回りの点検。


オイルエレメントのブラケットからオイル滲みがみられます。
経過を定期点検する必要があります。

点検結果から整備内容をピックアップして見積もりを作成。
お客さまと相談しながら整備内容を決めていきます。
今回はほぼ見積通りの整備内容となりましたー。

 

【整備】
まずはエンジン関係から。


エンジンオイル・オイルエレメントの交換。
どろっどろのオイルを抜き取ります。
低温時はドロドロのオイルですが、高温時にはシャバシャバになります。
これは粘度指数を上げるポリマーという添加剤が劣化していて、高温時の粘度が維持できない(エンジンを保護する油膜が維持できない)状態なんです。


抜き取れたオイルはは1.1リットル。
補充した量は2.6リットルなので、半分以下の量・・・
劣化した規定量の半分以下のオイルでエンジンは保護できないですね。


使用オイルは「プロステージS 0W-30」

エコリフレッシュキットの潤滑系添加剤も注入です。
エンジン性能をトータルで向上する添加剤ですが、清浄性能アップに重点を置いているようですので、こういうときにぴったりです!

 

次にATFを交換。

いつものコンタミチェックから。


ATFを吸入してフィルターを通過させて、ATF内の摩耗粉量をチェック。


異常はありませんでしたので、ATF交換可能です。
オイルクーラーホースを外して、ATFチェンジャーを接続します。


エンジンを始動すると、ATFがオイルクーラーからチェンジャーに流れてきて、真ん中のフィルターを通ってATへ戻っていきます。
結構汚れてますねー。

使用オイルは「アイシンAFW+」。
6リットルを圧送式交換していきます。
では、交換開始。

交換完了です。
このまま30分、チェンジャーを接続したままATFを循環させます。


交換後のATFは透明度が結構もどりましたね。
次回交換は4万キロ後をおすすめしてます!

 

スパークプラグ、エアクリーナエレメントも交換しました。(写真忘れ)

 

次にタイミングベルトの交換。


フロントバンパーやヘッドライト、エンジンマウントなど作業しやすくする為に外していきます。


この奥にタイミングベルトがありますので、プーリーなどを外していきます。


今回はウォーターポンプやカム・クランクシャフトのオイルシールも交換。


比較的スペースが広いので、オイルシールの交換がしやすいです。

外した部品を組み付けて、冷却水のエア抜きなどを行って、交換完了です。

 


リヤブレーキライニングの交換とドラムの研磨も実施。
ブレーキフィーリングもよくなりますし、摩耗が早いと不経済ですよね。

 


エンジンリフレッシュも実施。
吸気系・燃焼室を綺麗にしてエンジンコンディションを回復・悪化防止。

以上で整備完了です。


あとは完成検査やコンピュータ診断を実施。
各コンピュータの故障コード点検とエンジンデータを取っています。
エンジンデータはアイドリング時と3000rpm時で30秒くらい連続したデータを取っています。(サンプリングデータ数は車種などによって違う為、やや古い車両などでは4秒ごとのデータになったりします。1秒間に2,3個データが取れる車両もあります。)

 

納車準備などを行い、お客さまに引渡しさせていただきました。

ご入庫ありがとうございました。

 

 

   【カテゴリー】ATF交換, WAKO'S プロステージS, エコリフレッシュキット, エンジンリフレッシュ・RECS, 車検
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