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ダイハツ タント L375S
スマートキー不良ということで、ご連絡いただきました。
キーの電池を交換してもアンロックが出来ないとのことでしたが、ロックは出来ると少しおかしな症状でした。
ご自宅まで行き、スマートキーについている鍵で開錠し、イモビライザーを照合させマニュアル始動し、引き取り。
工場で不具合を確認したところ、ロックは可能、アンロック・オートスライド開閉がスイッチを押しても反応がない、いずれのボタンを押しても、キーのインジケーターは点灯している、オートロック(近付くと自動でアンロック、離れると自動でロックする機能)は作動しない、キーを車内に入れていてもイグニッションキーは回らない、といった症状でした。
まず、診断機をつないで故障コードの確認を行いましたが、異常なし。
この車両では、別の方法でダイアグノーシスチェックモードというのがあり、 アンテナ接続診断とアンテナ発信診断が出来ます。
キー フリーECU~各アンテナ間のハーネスにおいて断線、短絡の検出時にダイアグノーシス コードを出力したり、車両に取り付けられた各アンテナを作動させて、電子カード キーと通信を行い、電子カード キーとの通信異常時にダイアグノーシス コードを出力できます。
この診断の結果、「 B2881(54)電子カードキーのコード異常」が出力されました。
スマートキーの故障はほぼ確定ですが、
オシロスコープでチューナーの波形を確認したり、色々紆余曲折してました。
翌日、新品のスマートキーが届き、ダイハツのディーラーさんに登録してもらい作業完了です!
この他に、法定12ヶ月点検などもご依頼いただき
ワコーズのプロステージS 0W-30を入れさせていただきました。
CVTフルードの交換もご用命いただきました。
専用の点検器具でコンタミチェック。
AT・CVT内の異常摩耗の有無を点検しています。
トルコン太郎を接続し、準備完了。
オイルラインに接続する事で交換率の高い「圧送式交換」が可能です。
廃油を回収していきます。
交換完了後、30分クリーニングモードを実施した状態です。
写真だとわかりにくいですが、赤い色味が戻っています。
ご入庫ありがとうございました。
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