いつもご覧いただきありがとうございます。
車検でご入庫いただいたタントです。
2回目の車検(登録から5年)で20,000kmです。
では、点検からスタート!
バッテリー点検。
当社のバッテリーテスターは4項目点検することができます。
少し前にバッテリーを交換させていただいているので、もちろん良好です。
「バッテリーいつまで持つの?」とよく聞かれるのですが、はっきりと「いつ交換してください」という答えはありません。
お客様の使用状況によりバッテリーの持ちが変化するのもありますし、お客さまがバッテリーが上がっても対応でき、困ることは無い場合は、極端な事をいえばバッテリーが上がったら交換すればよいですし、バッテリーが弱ってきてる兆候がわからないお客さまやバッテリーが上がった時にどうすればよいかわからないお客さまは早めの交換が適切となります。
お客さま一人ひとりに合った整備があるので、当社ではそのような提案が出来るようにしています。
そして、愛車の状態をお客さまに知っていただき、安心してお乗りいただきたいと考えております!
CVTフルードの点検。
量や色はOKですが、少し黒いスラッジが見えます。
エアクリーナエメレントの点検。
ややゴミが見られますが、まだ使用可能です。
スパークプラグの点検。
磨耗はそれほどしていませんが、3万キロでの交換をおすすめします。
特にKFエンジン搭載のダイハツ車はスパークプラグの磨耗がエンジンの調子に影響を及ぼしやすいので、当社では早めの交換と長寿命スパークプラグへの交換をおすすめしています!
冷却水の点検。
ちょっと見づらいですが、LOWレベルの少し下まで低下しています。
エンジン内の冷却水が減るとこのリザーバータンクから補充されます。
これもKFエンジンの問題点がありまして、実はこのLOWの少し下あたりからリザーバータンクから補充できなくなっています。
要はリザーバータンクがカラッポと同じ状態になっています。
FULLレベルから約300ml(自社調べ)減るとリザーバータンクはカラッポ状態なので、常にFULLレベル付近を保つ事を おすすめします。
足回り関係の点検
タイヤは前後4本良好です。
当社では、正確に測定し、データを記録しています。
車検や点検で何度かご入庫いただいていれば、1万キロで何mm磨耗したなど、継続した点検が可能なので、よりきめ細かい整備や提案が出来ます。
点検の結果、車検合格に必要な整備、交換をおすすめする重要整備などはあまりありませんでした。
ですので今回は今後のコンディションを良好に保つためのリフレッシュ整備を実施させていただきました。
エコリフレッシュパック
潤滑・燃料・冷却3本の添加剤を入れることで、エンジンのコンディションを維持します。
今回はエンジンオイルが交換時期ではないので、潤滑系添加剤は次回オイル交換時に入れます。
燃料系添加剤もガソリンの量が半分なので、次回ガソリン給油時にお客さまに入れていただきます。
したがって、今回は減っていた冷却水の補充として冷却系添加剤を入れます。
タントの冷却水はスーパーロングライフクーラントで長寿命なのですが、消泡や防錆といった性能は劣化しやすいので、その部分を復活させる添加剤です。
吸気系・燃焼室洗浄システム「RECS」の施工
これにより、汚れの溜まりやすい吸気系や燃焼室を綺麗にします。
走行距離が少ないので、それほど汚れが溜まっていることは無いと思われますが、汚れが堆積するとどんどん固着し、汚れを取りきる事が難しくなるので、早めに施工する事で綺麗な状態を保てます。
コンピュータ診断
アクセス可能なコンピュータの故障コードの点検と暖機後アイドリング時のエンジンデータの点検を実施してます。
診断結果は当社でデータ管理しているので、エンジン不調時や警告灯点灯時などに活用しています。
整備後、検査を実施して完成となります!
ご入庫ありがとうございました。
ハイマウントストップランプの交換です。
ご入庫ありがとうございました。
いつもありがとうございます!
【カテゴリー】一般修理, 車検・点検