キューブ 車検 古河市

いつもご覧いただきありがとうございます。

日産 キューブ BZ11
H15 130,000km

古河市より車検整備でご入庫いただきました。

では、点検からご紹介します。


エンジンはCR14というエンジンです。
吸気部分がボックスで一体化している珍しい構造です。


バッテリーの点検。
アーガス バッテリーアナライザーで4項目を診断します。


診断結果は良好ですが、やや劣化が見られます。

 


エンジンオイルはレベルゲージに付かない位に量が減っています。
汚れもかなりあるので、交換推奨です。


冷却水量もLOW付近まで低下しています。

ラジエータアッパーホースから滲みが見られます。


ヘッドカバー付近からオイル滲みが見られます。
10万キロも超えているので、スパークプラグが交換時期となっています。
ヘッドカバーガスケットとスパークプラグは作業工程が重複するので、同時交換すると工賃を安く出来ます。


エアクリーナエレメントも汚れが溜まってきてますね。

あとはATFも交換おすすめです。


リフトアップして足回り・下回りを点検します。


フロント足回りの点検。
ブレーキパッドの残量が少なくなっていますね。
反対側を点検すると・・・

本当にギリギリです・・・汗
ブレーキパッドは要交換ですね。


リヤ足回りの点検。
ドラムブレーキの真ん中にハブベアリング(タイヤを円滑に回転させる部品)があり、ナットで固定しています。
ブレーキ関係は大丈夫ですが、左のハブベアリングから異音がしています。
走行すると車内に響き渡るような「ゴー!!!」という音がします。速度が上がるにつれて音も大きくなります。
以前のご入庫時にもやや音が出ていたので、見積りは提示済みです。

 


下回り各部の点検。
オイルパン・リヤクランク付近にオイルの滲みがありました。


ベルトもひび割れ・劣化があるため、交換推奨です。
オルタネーター(発電機)とエアコンコンプレッサーをまわしているベルトのテンショナー(張りを調整するプーリー)のブラケット類は部品改良があり、同時交換をおすすめしています。
プーリーも摩耗しているので、テンショナー構成部品一式で見積もったら、1万円もするんですね・・・。

 

点検が完了したら、見積りを作成して、お客さまと整備内容を決めていきます。
今回は早急な整備が必要な箇所をピックアップして予算内に収まるようなプランで決定しました。

 

それでは整備をご紹介。


エンジンオイルとオイルエレメントの交換。

抜取量は1.5リットルと規定量の半分も入っていませんでした。
次回からは5,000kmでの交換をお願いします!

 

次は補機ベルトの交換。

ウォータポンプを駆動するベルトはひび割れがかなり見られますね。


こちらはオルタネータとエアコンコンプレッサーを駆動するベルト。
ひび割れはありませんが・・・

背面は摩耗しています。


原因は点検時にもご説明したテンショナープーリーの摩耗です。
他のプーリーもピカピカ光っているのですが、これもベルトとの摩擦で摩耗しているから。
山部分は尖ってくるので、ベルトの谷部分に食い込んで摩耗を早めています。


張り調整にも色々と注意事項があるので、きちんと整備書で確認してます。

バンドー テンションマスターで振動数を測定して規定の張力にしています。
日産は振動数(周波数/HZ)が整備書に書いてあるので、手間が省けます。

今回はベルトのみの交換となったので、お客さまにはベルトの摩耗が早まる可能性はお伝えしました。

 


フロントブレーキパッドを交換します。
ブレーキ装置の洗浄・グリスアップを行って新品のブレーキパッドを組み付けます。


ブレーキフルードも交換。

 


左リヤハブベアリングの交換。
ブレーキドラムの中央にあるベアリングを油圧プレスで外して、新しいベアリングを圧入していきます。
ロックナットも再使用できないので交換です。

あとはワイパーゴムの交換やヘッドライト磨きなどを行い作業完了です。

 


車検時には無料でコンピュータ診断も実施しています。
故障コード点検とエンジンデータモニター点検を行い、診断書をお渡ししてます。
また、点検結果やデータを保管して、不具合や警告灯点灯時などの診断に活用しています。

整備完了後に完成検査を実施して車検完了です!

ご入庫ありがとうございました!

   【カテゴリー】車検
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