ウィッシュ 車検 エアコンリフレッシュ 

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トヨタ ウィッシュ ZGE20
H23 68,000km(前回車検からの走行距離7,000km)

埼玉県から車検整備でご入庫いただきました。


エンジンルームから点検開始。
エンジンは2ZR。バルブマチック搭載車ですね。


バッテリー点検。

点検の結果は良好です。


エアクリーナーエレメントの汚れは中程度。


スパークプラグはメーカー交換基準は20万㎞ですが、当社では10万㎞で交換をおすすめしてます。


冷却水量は半分ほどなので補充が必要です。


リフトアップして足回り・下回りの点検。


フロントブレーキパッドの残量は11.2mm。(一番摩耗している部分を計測しています)
前回車検で交換したので十分残量があります。


リヤブレーキパッドは5.9mm。
まだ使用可能ですね。


下回りも異常なし。
全体的にコンディションは良好です!


補機ベルトは大きなひび割れなどないですが、年数的に次回車検では交換をおすすめします。

 

点検が終わったら見積もりを作成して、整備内容をお客さまと決めていきます。
今回はメンテナンス重視の整備内容となりました。

【整備】


まずは車検時推奨基本整備。
ブレーキ装置を洗浄・グリスアップしてブレーキフルードの交換。


エンジンオイル・オイルエレメントの交換。


使用オイルは「プロステージS 0W-30
エコリフレッシュキットの潤滑系添加剤も入れます。(少し前の作業となります。現在は単品設定の各添加剤をセット販売しています。詳細)

【交換前レベル】60%
【抜取量】3.5L(内0.2Lオイルエレメント)

【交換後レベル】80%
【注入量】4.0L

前回のオイル交換時の注入量が3.5Lなので、オイルの減少は見られません。

 


エアコンリフレッシュの施工。

まずは施工前の点検。

条件を合わせて点検します。


外気温は28℃と結構な暑さ。


高圧「1.36MPa」 低圧「0.18MPa」
吸込口温度「30.4℃」 吹出口温度「8.8℃」


充填量は440g。

ガス回収→ガス再生・配管内真空引き(30分)→コンプレッサオイル補充→ガス充填を行います。
充填は重量を計測しながら行うので、規定量をキチンと入れることが出来ます。
ガスと一緒に回収されたオイルは30ml。こちらも補充しました。
規定量キチンと入っていることがエアコンシステムに負担をかけずに、最大限の性能を発揮できる条件なので、4,5年に1回はエアコンリフレッシュをおすすめします。


今回は「ワコーズ パワーエアコンプラス」も添加。
これでエアコンシステムも良い状態を維持してくれるでしょう!

そして、エアコンリフレッシュ施工後の性能点検。

高圧「1.40MPa」 低圧「0.20MPa」
吸込口温度「28.2℃」 吹出口温度「8.8℃」

施工前と変わらず!
これは回収量が規定量とほぼ変わらなかったためでしょう。
エアコンシステム内も良いコンディションだったようで、エアコンリフレッシュの施工でさらに良い状態を維持できそうです。

 


エアコン関係でエアコンフィルターも交換して整備完了です。

コンピュータ診断、完成検査を行い、車検整備完了となります!

 

   【カテゴリー】WAKO'S プロステージS, エアコンリフレッシュ, エコリフレッシュキット, 車検・点検
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