いつもご覧いただきありがとうございます。
古河市から車検整備でご入庫いただきました。
エンジンオイル、CVTフルードの交換もご用命いただきました。
まず、ご入庫いただいて車両チェックしていると違和感が・・・
あれ?なんか車高が低い!
最低地上高を確認すると、車検NG状態でした。
ですが、このお車は以前にもメンテナンスでご入庫しており、そのときは問題なかったはず。
お客さまにもローダウンされてるか聞きましたが、中古で購入されてから何もしていないとのこと。
おかしいなーとクルマをみていると
スタッドレスタイヤを履いているのですが、サイズは「155/65R13」
標準のタイヤサイズは「155/65R14」
1インチ小さいので、2.5センチほどタイヤ外径が小さくなります。
無限のサスペンションを装着してるのも相まって地上最低高NGとなってました。
みなさんもスタッドレスタイヤのタイヤサイズには気をつけましょう!
【点検】
アーガス バッテリーアナライザーでバッテリーの点検。
充電状態・寿命テスト・始動能力テスト・充電能力テストの4項目診断します。
結果は始動能力テストが要注意。定期的な点検をおすすめします。
エアクリーナエレメントは中程度の汚れ具合です。
時期的に次回車検が交換時期ですね。
他の箇所は異常などはみられませんでした。
フロント足回りの点検。
各部異常はありません。ブレーキパッドの残量は5.8mm、次回車検で交換かどうかというところですね。
リヤ足回りの点検。
こちらも問題なし!タイヤはノーマルに戻します。
下回りも各部チェック。
エンジンのタイミングチェーンカバー付近にオイル滲みがありますが、洗浄後の漏れはなさそうです。
今後の定期点検をおすすめします。
点検結果とお客さまのご用命・ご意向から整備内容をリストアップして見積を作成します。
お客さまと相談の上、整備内容を決めております。
【整備】
まずは、車検時推奨基本整備のブレーキ装置の洗浄・グリスアップなどを実施して・・・
ブレーキフルードの交換。
エンジンオイルや冷却水が長寿命化する中で、ブレーキフルードは2年ごと交換となっています。
使用オイルは「ワコーズ プロステージS 0W-30」
最近、プロステージS 0W-30を使用される方がドンドン増えております!
「高いオイル=レースなど過酷な状況でもエンジンパフォーマンスを発揮する」みたいなイメージを持っている方もいますが、近年のエンジンの仕様や使用環境などはレースとはまた違った過酷な状況となっており、その状況に最適なオイルがプロステージS(0W-30、ハイブリッド)かなと思います。
車検整備時の定番リフレッシュ「エコリフレッシュキット」の潤滑系添加剤も投入しました。
次はCVTフルードの交換。
フルードを吸い上げてコンタミチェック。
内部の摩耗状態の判断により、交換の可否を決めております。
使用オイルは「ワコーズ プレミアムスペック(CVTF)」
完全化学合成油なので耐熱性と酸化安定性を長期間維持できます。
ATFとCVTFを別々にして、AT・CVTそれぞれの特性に合わせて作られているのもポイントです。
N-ONEのCVTはホンダマルチマチックと謳っていますが、初代フィットなどと異なり、発進クラッチではなくトルクコンバーターを使用しています。
ですので、他メーカーのフルードも使用可能となってます。
綺麗になりましたね。
このあと30分ほどアイドリングで循環させてクリーニングします。
最後に、油量調整やエア抜きを行い、CVTF交換完了です。
このプレミアムスペックは劣化しにくいので、次回交換は6万キロ後で案内しております。
このほかに、ワイパーゴムやエアコンフィルター、発炎筒などを交換して整備完了です。
無料コンピュータ診断も実施しました。
車検ごとにコンピュータ診断を行うので、データを蓄積して変化を把握できるメリットがあります。
当社では長いお付き合いを前提にしたサービスの質の向上を目指しています!